大学中退から公務員になろう



大学を留年してしまった・・



 


大学を留年した。一番言いたくない・・




それは「私はグータラでした」と

自分で白状するようだし、



世間の目は、冷たい。


だから隠したい。



まあ、


本当に授業もまともに出ないで

遊んでばかりいたら、



そうなるのは当たり前だ。



そんな輩が


性根も変えずに公務員試験を受けるとしたら、

止めた方がいい。


人はものごとの表の部分だけを見て

判断することが多いが、


そういう時は大抵、

判断を誤ってしまう。


この話しも、例外ではない・・・




子供のころからサッカーが好きで、

小学生からクラブチームに入っていた。



中学もサッカー中心の生活。


高校は推薦入学で、大学も推薦。


プロでやっていくことが無理だと分かると、

他の選択肢を考える。



ところが


スポーツ以外のことをあまり考えていなかったから、

選択肢が思い浮かばない。



体育教員を目指そうと思っても、



実は中学1年から

勉強らしいことをしてない、



だから、なるのも絶望的。



大学の授業も


はっきり言って、興味もないし、

スポーツに対する気持ちが醒めたのがきっかけで、


大学を辞めてしまった。


また、別の話しもある・・・




大学は工学部へ進んだ。


理系の学部のほうが

就職に有利だと思ったからだ。



しかし大学に入ると

授業に全くついていけない。



クラスの7割ぐらいが

高校の授業範囲の補習を受けていた。



朝から晩まで授業。



高校とは比べものにならないくらい努力してるが

追いつかない。



結局、留年することがわかって

中退するものもいた。


あなたの声は、すべて言い訳になる




イヤな話しをさせてもらったが、


これには訳がある。


それは・・・



あなたはこれから先、もし中退したら、

確実にその理由を聞かれるということだ。



就職する時は、

一生付いて回る。



だから中退はするな!


留年しても大学は出ろ!



そう言いたい訳ではない。



やめるなら、

胸を張って言える「イイワケ」を持てという事。



続けるなら、

がむしゃらに頑張れ、ということだ。



留年とは、

そのどちらでもない状況。



これを続けるのは最悪だ。



炎天下にさらされた肉や魚が

どんどん腐っていくのと同じ。



公務員試験では、


中退したこと自体、

就職が不利に扱われることはないが、



面接で聞かれないとはいっていない。


むしろほぼ100%聞かれるだろうし、


きちんとした理由や受け答えができなければ

不採用になることは十分に考えられる。




常識的に考えても、



人を採用するときに

一番採用したくないタイプの人間は、



責任感が無く、

物事を途中で放り出すやつ。



あなたも逆の立場なら、

理解出来るはず。




後輩に仕事を頼んでも

中途半端に途中で放り出されれば、



残った始末は、

あなたがやらなければならない。



それがしょっちゅう起きれば、


そんな奴と一緒に仕事はしたくないだろう。



今のあなたは、



留年の真意はともかく、



途中で学業を

放り投げた、


いい加減な人間だと

思われている、


理不尽な状況にある。



その自分に向けられた

レッテルを感じた瞬間から、



あなたのセルフイメージは下がり


「どうせ、ダメな人間だ」と思うようになれば



の連鎖はどんどん進み、


結果的に、そのまま大学を去るケースも多くなる。


すべてをひっくり返す唯一の方法




解決方法は1つ。


あなたの考え方を変えること。



もちろん「今のままでいい」と、

判断してもいいし、別に強制などない、



それこそ自由だ。



だから、ほとんどの人が



自分にテキトーな理由をつけて

何かを諦めて生きている。



あなたが

「ダメかもしれない」と思っているまま、



何か別のことをしたり、

試験の通信教育や授業を聞いても、



まず成功はしなのも

ウスウス気がついているだろう。



だから何も

行動を起こさない。



それは小さな正解かもしれないが、

大きな意味では、不正解。



失敗を繰り返す人は、


考え方を変えないまま、

物事に取り組んでいる。


ちょっとズルい話しだが、




誰にでも

世間体というものがある。



今のあなたが大学を中退したら、

その理由を聞かれるだろう。


たとえ、

本当の理由がサボって留年していたとしても、



結果的に

公務員として就職してしまえば・・・



「大学を中退したのは、公務員になるためだったのか」


「大学やめるなんて勇気があるな・・」


自分の意思で、あえて厳しい道を選んだのか・・」



あなたがサボっていたのが原因で

大学を留年したとしても、



他人は、

あなたを悪くは評価しない。


ヘタをすれば美談になってしまう・・



そしてあなたの親も、



自分の子供が中退した理由を聞かれても、

相手に話すことができるだろう。



今のあなたを


いい加減な人間と

レッテルを貼るように、



他人は、結果しか見ない。



そして世間の評価が、

あなたの考え方に大きく影響する。


セルフイメージをあげるのは簡単



この考え方のことを「セルフイメージ」という。



セルフイメージ自体を

上げるのは簡単だ。



元気の出るような映画や本を読んだり、

人の話しを聞いて、気持ちが高揚すること。



これがセルフイメージが

上がる状況だ。



ただ、


そういう経験のすぐあとは、

頑張ろうと思っても、



1日2日経てば、

忘れていたという経験はないだろうか?



これがセルフイメージの、もう1つの特徴。



セルフイメージは、上げるのは簡単でも

気がつかない間に、もとに戻ってしまう特徴がある。



理由は、


セルフイメージが

潜在意識と密接に関係しているからなのだが、



詳しい話は省いて、

説明すると、



潜在意識が、

あなたの習慣の積み重ねでできているから、


習慣を一時的に

変化させることができても、



それを1人で

キープすることが難しい。


だから

思いつきで何かを始めても


多くの人は、

途中で挫折してしまうのだ。



ダイエットに失敗するのも、



普段の生活習慣にセルフイメージが

負けてしまうから。



逆にセルフイメージをキープできれば

成功する可能性はグッと上がる。



ライザップなどの個別指導のダイエットが

成果を出しているのも、その一例だ。


あなたは傍観者なのか?





留年を続けることは

絶対に避けたほうがいい。



それはあなたの

セルフイメージがどんどん下がっていくからだ。



公務員を目指すのを

一応オススメしているのも、



●目標ができる

●周囲の同意を得やすい

●もし中退しても認知度の高い職業に就けるなど、



あなたのセルフイメージを

上げやすい状況が整っているからだ。




この話しが、

「自分には全く関係ない」と感じるなら、



あなたへのメッセージは

ここで終わりだ。




このアドバイスを読んで、

今から具体的に始めたいと思ったなら、


実際に始めて見ると

いいと思う・・・




あなたのセルフイメージを上げるための

習慣を手に入れてみるのだ。




しかし、すぐに分かると思う。



それがとても難しいということを・・・




だから多くの人は、自分に向き合わずに、



自分の不遇を、

世の中や誰かのせいにして生きていく。



別に悪くはない・・

みんなそうしているし、



おそらく留年したのも、

理由はともかく、サボったからだ。



サボったのなら、

ペナルティーを背負うのは当然のこと。




それを他人事のように、傍観者のように、


受入れるのなら、それもいいだろう。



しかし、そうではなく




何とか今の状況を変えたいと思う人には、



この先も読んで欲しいと思う。



はっきり言って、

さらに厳しいことをお話しするが、



必ずあなたの役に立つと信じている。