60分の教養試験は
SCOAの可能性が高いです
60分の教養試験は
SCOAの可能性が高いです
あなたが
地元の市役所や消防官の試験を受けるなら、
今すぐ、
確認して欲しいことがあります。
それは教養試験の
試験時間と出題範囲です。
試験時間が
1時間30分、2時間と書かれていて、
出題範囲が、
社会科学、人文科学、自然科学、判断推理、数的推理と
書かれていれば、
特に問題はありません。
また、試験時間が短くても、
はっきりと、民間就職向けのSPI試験を行うと書かれていれば、
これも書店に問題集がたくさん置いてあります。
しかし、
公務員試験と同じような出題範囲でありながら、
試験時間が60分と記載されているとしたら、
それは、
ちょっと厄介な試験だと思ってください。
その試験は、
普通の公務員試験ではありません。
最近にわかに使われ始めた試験で、
SCOA(スコア)という試験である可能性が高いです。
予備校でも教えてくれなかった・・
この話はちょうど3年くらい前に、
このSCOAを採用していることを知らずに、
地元の試験を受けて、1次試験を失敗してしまった人が相談に来られたところから話が始まります。
何せ、試験時間が60分で、
問題が120問なのです。
ふつうの公務員試験なら、
40問で2時間ですから、
ちょっと、ビックリしてしまいます。
その方は、大手の予備校に通っていましたが、
対応はできないと言われたそうです。
SCOAの情報は
ほとんどありません。
SCOAに関する情報は、対策本が2,3種類しかなく、
問題集などもありません。
じゃあ、性格検査のように特に問題がなければ、
全員1次試験をパスさせてくれるのかと言うと、
そうではありません。
つまり、
多くの人が
何も知らない状況で、試験を受けるわけです。
1問を30秒で回答しなければ、ならない・・・
問題文を読んで、
マークを塗るまでで30秒ですから、
もし、初めて見るような問題パターンなら、
時間内に回答するのは無理です。
逆に、事前の対策とスピード練習ができていれば、
かなり有利だと言うことです。
まず、
試験要項を出して、
試験時間、出題範囲を確認してください。
試験時間が書かれていない場合。
性格検査と教養試験がセットになっている場合。
出題内容が曖昧な表現である場合。
試験時間が60分。
出題数が100問から120問。
このような特徴がある時には、
SCOAである可能性を疑ってください。
SCOAを採用する自治体は、
これからも増えていくと予想されますが、
まだ多くの自治体では、
従来の形式をとっているところも多くありますから、
SCOAの対策と教養試験の対策を
併行して行なう必要が出て来るでしょう。
またSCOAを採用する場合、
1次試験の合格ラインを低くするため、
集団討論、個別面接を行なう、
2次試験以降の倍率が上がります。
ここではSCOA試験について
触れましたが、
公務員試験の本質を知らずに
勉強をされている方はたくさんいます。
この内容を知らないと
かなりムダな勉強をすることになります。
少しでも試験勉強に
不安があるようでしたら、
下の「続きを読む」を押して
この話しの続きにお付き合い下さい。