お子さんが
大学を辞めたいと
言い出した時に読んでください・・
お子さんが
大学を辞めたいと
言い出した時に読んでください・・
子供は
地方の某国立大学に通っている。
本当は家から通えるところに
進学させたかったが、
センターの点数が足りず、
家から300キロほど離れた
他県の大学に通うことになった。
大学を辞めたいと
言い始めたのは、
今回が初めてではない。
実は
「大学を辞めたい」と言ってきたのは
2回目で、
前回の時は
「せっかく苦労して入学したんだから」と
強引に説得し、
そのまま様子を見ることにした。
親子で乗り越えてきた大学受験。
簡単に「辞める」と
言い出す子供を、
はじめは
理解しようとしなかった。
でも結局は
大学にはほとんど行けずに、却って
子供を苦しめてしまった。
私たちも、
毎日の生活に追われ、
子供の話に耳を傾けるゆとりが無かったし、
ロクに話も聞かずに
こっちの希望を
押し付けてしまった。
だから今回は、
「ちゃんと話を聞いて、
できれば大学を続けられそうな
アドバイスができればいい」
そんな想いで
子供の話を聞くことにした。
何で? (nande?)
子供の話を要約すると、
こうだった。
大学の勉強に興味が持てない。
サークルも辞めた。
何か別にやりたいこともない。
ただ、
裕福でもない我が家で、
下には大学受験を控えた弟もいる。
そんな中、
年間で200万円近いお金をかけてもらって
大学に通えないことが申し訳ない。
だから、
大学を辞めたい・・・
子供は、泣きなら
そう、打ち明けてくれた。
私たちは、子供に
●お金のことや
弟のことを気にすることは無い。
●勉強は、興味のないものもあるから、
我慢することはできないのか。
●勉強が分からなければ
教授や友達に聞いたらどうか。
●人間関係に悩んでるなら、
学校の相談室を利用したらどうか。
私たちは、
あらゆる提案をしたが、
息子は、
下を向き首を横に振るばかり。
具体的な進展もなく、
話は終わってしまい
「また話をしよう」と言ったものの
年末年始の時間は
瞬く間に過ぎた。
あれから、
再び話す時間は持てず、
別れ間際に
「もう少し考えて」と言うだけが精一杯で、
子供は
下宿先に帰っていった。
子供が留年するのは、
ほぼ決まっている。
本人がやる気になれば、
1年や2年余計に時間がかかっても、
大学は卒業して欲しい。
でも、
肝心の本人に、その気がない。
辞めたとしても、
特にやりたいことは無い。
もっと時間をかけて
子供と向き合って話をすれば
何かいい案が
見つかるかもしれない。
でも仕事に追われる日々の中で、
毎日のように子供と向きあう
ゆとりのある時間をとることは無理だ。
結局、
子供任せになってしまうのか・・
子供のためなら、
喜んでお金を出すつもりだ。
でも息子は、
私たちが学費を出すことで
苦しんでいる。
本当にどうしたらいいのか・・・
解決の糸口が見えないまま
子供も、
そして私たち親も
迫ってくる時間に
押されるように、
納得のいかない選択を
しなければならなくなる。
突然、
ドラ息子になった・・・
この話は
お母さんからの相談でしたが、
実は、このような話を、
保護者の方から
聞くことは少なく、
相談者のほとんどは
お子さんです。
お子さんは、
親に心配をかけたくないと
誰にも相談できず
私たちに連絡をくれます。
私たちは話を聞き、
具体的にどうすればいいか、
アドバイスします。
しかし、
それで終わりです。
その後、
どうなったか・・・
連絡をいただくことは
ほとんどありません。
このような時に、
いつも、この相談が
「親御さんからなら・・」と思うのです。
なぜなら
大学生活が上手くいかない
お子さんに、
現状を変える力は無いからです。
相談に来るのは、
真面目に頑張ってきた
お子さんばかりです。
オンライン面談が終わった後、
「頑張ってみます」と言って
さよならしても、
そのやる気が
ほどなく消えていき、
結局は、
大学を辞め、積み上げた自信を失い
いいように
働かされるのを想像すると、
もどかしい気持ちで
いっぱいになります。
私たちは
そんな現実を
嫌になるほど、
聞かされてきました。
優秀な大学に入ったのに、
「何でそんな仕事をやってるの?」
と思うくらいに、
自分をおとしめる
お子さんが多いのです。
その理由が
お分かりですか?
それは
真面目で
優しいお子さんほど、
親が苦労して
大学に行かせてくれた事に
感謝してる反面、
その期待に
応えられなかった自分に、
罰を与えるような
行動をしているかのように、
自分をさげすむのです。
ただ、
そんな気持ちを
アカの他人が汲み取るハズもなく、
残念ながら、
世の中には、
容赦がありません。
何かにつけて
大学名を出されては、
「〇〇大学出身なのに、そんな事も出来ないのか?」と、言われ、
受験で得た知識や経験を
社会で生かす術も、
方法も分からず、
何年も悩み、苦労して、
社会人になって、
転職の相談に来られる若者が、
何人もいます。
では、お子さんが、
なぜ見ず知らずの私たちに、
そんな大事な相談をくださるのか?
それは
あなたがお子さんの話を
聞いてないからです。
さっきの親子の会話が
話し合いだと思いましたか?
お気づきの方も
いると思いますが、
あれは、
大学を続けように仕向ける
説得です。
しかしあなたが
毎日を慌ただしく過ごし、
大人になったお子さんとの
心の距離ができてしまうのも、
分かります。
また、
お子さんに期待をかけるのも
十分理解してるつもりです。
ただ最終的には
ご本人と家族で
この問題を解決するしかありません。
ただ伺っていると、
幼い頃から
ちゃんと子供をみてる
ご家庭で、あれば、あるほど、
お母さんは、
日々の用事に追われ、
お父さんは、仕事で
家族とゆっくり話す時間がない
なかには親の介護で
大変な方もいると聞きます。
あなたが
どのような状況かは分かりませんが、
日常の忙しさを抱えたまま
大学に行けない
お子さんの話を聞けば、
「親がこれだけ苦労してるのに!」と、
自分の溢れ出す
感情が先に出て、
つい、お子さんの悩みに
寄り添うことができず、
ご自分が望む「方向」に
誘導してしまったり、
言葉で傷つけてしまう事も
少なくないのです。
こうして
90%以上の
お母さん、お父さんが出す結論が、
「本人が決めることだから!」
と、この重要な問題を
放り出してしまうのです。
親子の思い違いは、
ボタンのかけ違いのような、
ものですが、
現実は、そう簡単ではありません。
お子さんは
親への申し訳ない気持ちと、
大きく失っていく自信。
あなたは
理解できない子供の言動と
ご自身への
不甲斐ない思いが
ごちゃ混ぜになって、
正面から
お子さんを見れなくなり、
溝が深まっていきます。
流れるままに・・・
大学生活を終えてしまう、
お子さんの、その後を
想像したことがありますか?
お子さんにとって
大学を続けることが、
いいかどうかは別にして、
中退や留年のトラブルに
見舞われる学生は、
私立大学で7人に1人。
1年かけて
就活して決めた会社を
3年以内に辞めてしまう人は
40%以上、
実態は、もっと多い。
お子さんの
学生生活が上手くいかない原因を
きちんと
修正しておかないと
そのツケは、
必ず将来にきます。
特に男性は、
部屋に引きこもるリスクが高いです。
一度引き籠ると、
社会復帰させるのは
想像以上に大変です。
以前、ご依頼を受けた時は、
部屋から出るのに1ヶ月。
アルバイトを始めるのに
1年かかりました。
ここまでお読みなって、
●子供は「やめたい」の一点張り
●何を考えてるか分からない
●気持ちにも、時間にもゆとりがない
●大学中退の「リスク」が怖い
●「本人が決めること」と切り捨てられない
と、どうしていいのか分からない、
お母さん、お父さんで、
もし、あなたが、
大学をやめたいという
お子さんの事を
「本人の問題だと」投げ出さずに、
お子さんの悩みに寄り添う
覚悟のある、
10%の保護者の方でしたら、
大学の相談室のような、
フィルターのかかった
アドバイスではなく、
公的機関の人生相談のような
差し障りのない話でもない、
●大学を続けることができた
●中退して公務員となって活躍してる
●公認会計士等の資格をとって社会人となった・・・などの、実例をもとに
彼ら、彼女らが
その当時、
お母さん、お父さんに
分かってもらえていたなら、
もっと早く、
悩みや苦しみから、
脱することが
出来ただろうと、
予想された項目を織り込んだ
「診断フォーム」を作りました。
フォームは質問に答えるだけの
簡単なもので
スマホでもパソコンでも
ご利用いただけます。
利用に
お金はかかりません。
もちろん
質問に答えるだけでは
状況は変わりませんが、
お子さんに向けられていた
視点のズレや、
思いもしない
問題点などが、
お分かりなるかも
しれません。
そして何より、
質問事項から、
第三者の視点が入ることで
冷静に状況をつかめば、
あなたの心の落ち着きを
取り戻せる効果が
期待できることなのです。
先ほども申し上げた通り、
この問題は
ご家族で取り組み、
最終的には、
お子さんが
ご自身の人生を決める
プロセスです。
その
側にいるあなたが、
いつも冷静で
正しい理解者であること。
これが問題を解決する
1番の早道である事を
多くの経験から
知ることができました。
以前は、相談をメールで
受付ておりましたが、
忙しい
お母さんやお父さんに
少しでも
お子さんの悩みに
寄り添って頂きたいという思いから、
利用しやすい「質問」形式に
しました。
下のボタンを押すと
診断ページに移動します。
所要時間は5分程度です。
まずは
少し状況を整理して
気持ちを落ち着かせて
お子さんの将来を考える
第一歩を始めてください。
横浜市出身。
20年以上にわたり大手専門学校で公務員試験・経理・情報処理系の学業指導・就職指導を担当。2012年11月インターネットを使った個人の思考や行動習慣に焦点をあてた、指導塾を設立。初年度から引きこもりで大学を留年している1人暮らしの若者をレッスンから5ヶ月で公務員内定するなど、現場の経験と独自の自己開発トレーニングで11年間で述べ1200名以上の個人レッスンに携わる。2017年よりプロ選手や会社経営者向けのマインドセットトレーニングの提供を開始。高校生の現役公務員受験指導では10年連続で多数の現役合格者を送り出す。また資格試験の取得でも公認会計士等の難関試験へのフォローを始め、社会人の転職では年間休日120日で年収を2.5倍から3倍になる会員も続出。クライアントは就職や公務員試験を考えている学生、社会人、公務員、会社経営者、スポーツ選手など幅広く、1つの目的を生活習慣・マインドセット・知識技量習得のマクロバランスで無理なく到達させる独自の指導法を実践。広いカテゴリーの問題解決を個人レッスンで行うスタイルが好評です。
お礼のメッセージの一部をご紹介します
(メールや面談の感想です)
親から「カウンセリング」を受けると言われ、最初は病院に連れていかれるのかと思ってたら面談を申し込まれていました。自分のことなのに、これからのことをはっきりさせて無くて恥ずかしかったですが先生からいろんな選択肢があることを教えてもらってこれから頑張れそうです。ありがとうございました。
先日はお世話になりました。話をすると、どうしても感情的になって何を言っているのか分からなくなるのを上手に私の頭を整理できるように説明してくださっていたのがとてもよかったです。
お母さんの手配した面談は嫌だと言われ、夫婦だけの参加となりましたが、親身になって色々な選択肢をご提示くださりありがとうございました。後で娘に聞いたところ、この指導塾のことを知っていてビックリしました。
おはようございます。昨日はお休みのところをご対応ありがとうございました。これから子供と相談しますが、おそらく大学はやめる事になると思います。この相談会が親子会話のきっかけになりました。
親は大学に行けとだけしか言わないで、話を全然聞いてくれなかったので、強制的に受けさせられて最初は本当に嫌でした。でもスタッフ先生が自分のことを分かってくれて、僕の代わりに話してくれたのがよかったです。大学を続けるかどうかはまだ分かりませんが、働くための準備はやろうと思います。
先日は大変ありがとうございました。今朝は元気に学校に出かけていきました。初めて会った木薗さんに学校が続かない理由を当てられて、それを親である私や夫が気がついてあげられなかったことが本当にお恥ずかしい限りです。それでもまだひどい状況になっていなかったのが幸いでした。感謝申し上げます。
おはようございます。
昨日はありがとうございました。面談後の娘の態度も落ち着いており、明日から学校に行くからと。前向きな言葉だけでも嬉しかったのですが、今朝自分で学校にいきました。明日はまた反対の態度をとるかもしれないのですが、少しずつですが親子で良い方向に向かえるように努力したいと思います。親なのに問題が見えず解決策も見出せなかった事に恥ずかしい思いですが、私たちのために時間をかけて下さり本当に感謝いたします。ありがとうございました。
大学の授業が受けられない理由はうすうす分かってはいましたが、それを踏まえて●●がどういう道に進むのが良いかをお示しくださったのが本当に心強かったです。今まで子供のできないところばかりを指摘してきましたが、先日の面談から家が明るくなってます。先生もお体に気をつけてお過ごしください。
こんばんは。お返事が遅くなり大変失礼いたしました。参加しなかった子供にアドバイスをいただいたようにメッセージを送ったところ、子供だけで面談をお願いしたいと連絡がありました。皆様には二度手間になってしまい申し訳ございませんが、どうぞよろしくお願い致します。
周囲(祖父や私の兄弟など)の影響もあって大学を続けさせることばかり考えていましたが、一旦大学を辞めて社会に出て大学院を目指す選択肢など、今の時代は多様ですね。先生に目を開かせていただきました。ありがとうございました。
取らなければならない単位が100以上もあるのに、一人暮らしをしているのをいいことにダラダラと過ごして来ました。まだまだ不安ですがこれから公務員試験に挑戦しようと思います。ありがとうございました。
オンライン授業だから家にいるのかを思っていたら大学の授業出ていないことが分かってから、言い争うことが多くて面談をお願いしましたが、喧嘩の仲裁をお願いしたみたいでお恥ずかしい限りです。木薗様にお時間を取っていただいたおかけで親子共々、考え方を見直すきっかけができました。
先日はありがとうございました。オンラインで息子を交えてお話しができて本当に感謝しております。その後、息子からも大学に行ってるとLINEで連絡がありました(写真もありました)先生から具体的にどうしたらいいのか、どのようなスタンを取ればいいかを教えてくださった影響が大きかったと思います。このまま順調に進んで欲しいと思います。またご相談をさせていただくかも知れませんが、その際はどうそよろしくお願い致します。
失礼ながら御社のプログラムを勧められるのかなと思っていました。以前に子供のことで大学の相談室に面談に行った時は、とにかく大学やめるなみたいな圧力がすごくて、こちらの話を全然聞いてくれる状況ではなかったことで先入観があったと思います。
ご担当の木薗さんは本当にいろんな人の話を聞いて来た人なんだということがその引き出しの多さや雰囲気からも感じられました。ビジネス対応もされてるということなので機会があればそちらのお話も伺いたいと考えております。(私はそちらの方にとても興味があります)私は子供との面談ではありませんでしたが、面談の後に親子で面談内容をシェアできるように子供との面談との機会も設けていただき丁寧な対応をいただきました。子供からもお話しがよく理解できるように、今から何をしなければならないかを気づかせてくれて背中を押してくれると話しておりました。本来は親子の会話ができていれば、お願いする必要はなかったと思いますが放置していたら、どうなっていたかと思うと面談の機会をつかむことができて本当にラッキーでした。ありがとうございました。また何かありましたらご相談させてくださいませ。
こうなろう塾
代表 就業コーチコンサルタント 木薗 邦彦
お世話になっております。その後、あれほど大学をやめると言っていた息子から「そんなに言うなら大学を続ける」と連絡がありました。また辞めると言い出すかもしれませんが、それでも子供の気持ちを変える事が出来たのは、お話を聞いてもらいアドバイスを頂いたおかげだと本当に妻共々感謝しております。
先日はお時間を作っていただき、ありがとうございました。なぜ子供が自分では考えられないような行動を起こすのか理解ができない点がたくさんあって、何年も悩んでいた事がたった1時間でなるほどと腑に落ちたことに私が救われた気持ちです。面談を受けてから子供への接し方に変化があったのか(私は変えている意識はありませんでした)あれほど私との話を拒んでいた子供が自分の将来についてほんの少しだけですが自ら話をしてくれました。何か漠然とした感想とお礼のメールとなりましたが、これからいい方向に進んでいくような気持ちでおります。本当にありがとうございました。
昨日はありがとうございました。気持ちが落ち着いたせいか、昨晩はグッスリ眠ることができました。私自身もどこかで追い詰められていたんだと思います。大学を辞めるにしても、続けるにしても、あらゆる選択肢があることを教えて頂き、私が想像するだけでも、子供に合いそうな選択がたくさんあることに気がつきました。本当にありがとうございました。